◼︎ああ僕ら

ああ僕ら皆
すれ違う傘と並ぶ束の間
一時にだけ、肩濡らす雨は止み

ああ僕らは屋根なしのドブネズミを
泥の底から嘲笑う

憐憫の慈雨に打たれて
今日も地を這う 肉を這う